メール問題、自民が公開質問状 民主国対委員長選び難航
http://www.asahi.com/politics/update/0301/004.html
2006年03月01日21時43分
民主党は1日、「送金メール」問題で辞任表明した野田佳彦国会対策委員長の後任人事の調整を進めたが難航した。党員資格停止処分を受けた永田寿康議員は同日、衆院の民主党会派を離脱したが、東京都議会民主党の代表が鳩山由紀夫幹事長に対し、永田氏の事実上の辞職要求を申し入れるなど党内の火種は残ったままだ。一方、自民党は民主党に公開質問状を提出するなど対決姿勢を強めている。永田氏の懲罰動議は2日の衆院本会議で懲罰委員会に付託される見通しだ。
民主党幹部らによると、前原代表は2月28日夜から電話などで党内で国会対策の経験のあるベテラン・中堅議員に声をかけているが、菅直人元代表や高木義明副代表ら複数の議員に断られた。
鳩山氏は1日、党本部で正副幹事長会議を開き、メール問題での党の対応を検証する調査チームを立ち上げ、2週間をめどに調査結果をまとめることを決めた。この席で鳩山氏は幹事長代理、副幹事長らに「一連の問題にめどがついたら(幹事長を)辞める。幹事長に指名された副幹事長の皆さんにも辞めて頂くことになる」と述べた。
前日の記者会見で「メールの信憑(しんぴょう)性も含め全く事実がなかったということとは別の問題」とした永田氏の発言と、「本物ではない」とした党声明が食い違ったことが、さらなる波紋を広げた。
自民党の宮路和明筆頭副幹事長らは1日、民主党本部を訪れ、公開質問状を提出。(1)メールの真贋(しんがん)についての会見内容の食い違い(2)3000万円が武部勤自民党幹事長周辺に流れた疑惑も事実でないと認めるか(3)武部幹事長と次男に対する名誉回復措置――についてただす内容で、2日までに文書回答を求めている。
また、公明党の神崎代表は1日の記者会見で「党は偽物だと断定しているが、本人は断定していない」と指摘した上で、「(永田氏は)議員辞職に値する」と述べた。
ただ、小泉首相は1日夕、官邸で記者団に「国民が選んだ議員を国会議員が首切っていいのかという問題だから、よく慎重に考えなきゃいけない問題だ」と語った。
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