旧ユーゴのミロシェビッチ元大統領、独房で死去
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060311i113.htm
【ブリュッセル=林路郎】旧ユーゴスラビア戦犯国際法廷(オランダ・ハーグ)は11日、1990年代の一連のユーゴ紛争を巡りジェノサイド(集団殺害)罪などに問われ、係争中の元ユーゴ大統領、スロボダン・ミロシェビッチ被告(64)が同日朝、拘置施設の独房で死亡しているのが見つかった、と発表した。
死因など詳細は明らかにしていないが、心不全と伝えられている。
被告は90年にセルビア大統領、97年にユーゴ連邦(当時)大統領に就任。セルビア民族主義を唱え、旧ユーゴ連邦から独立したクロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナに介入。特にコソボ自治州のアルバニア系住民に対する弾圧が国際社会の反発を招き、北大西洋条約機構(NATO)は99年、軍事介入した。ミロシェビッチ体制はその後、弱体化し、2000年の連邦大統領選の不正操作が国民の抗議行動を招き、退陣に追い込まれた。
旧ユーゴ国際戦犯法廷(ハーグ)は旧ユーゴ紛争の戦争犯罪を裁くため国連安全保障理事会が設置。被告は最大の戦犯として2001年に同法廷に身柄を移され、裁判が続いていた。
(2006年3月11日22時48分 読売新聞)
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