<韓日関係に対する盧武鉉大統領の特別談話全文>
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2006/04/25 10:49 【ソウル25日聯合】盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は25日、韓日関係に対
する特別談話文を発表した。以下はその全文。 「尊敬する国民のみなさん。
独島はわれわれの領土です。ただわれわれの領土というだけでなく、特別な歴
史的意味を持つわれわれの領土です。
独島は日本の朝鮮半島侵奪過程で最も先に併呑(へいどん)された歴史の地で
す。日本が日露戦争中に戦争遂行を目的に編入し占領した領土です。
日露戦争は帝国主義日本が韓国に対する支配権を確保するために起こした朝鮮
半島侵略戦争です。
日本は日露戦争を口実に韓国に軍隊を上陸させ、朝鮮半島を占領しました。軍
隊を動員し、宮廷を包囲し、皇室と政府を脅迫し、韓日議定書を強制的に締結し、
土地と韓国人を思うままに徴発し、軍事施設を設置しました。わが国土で一方的に
軍政を実施し、後には財政権と外交権すらはく奪し、われわれの主権を蹂躙(じゅ
うりん)しました。
日本はこうした中で独島を自国領土に編入し、防塁と電線を架設し、戦争に利
用したのです。そして朝鮮半島に対する軍事的占領状態を継続しながら、国権をは
く奪し植民地支配権を確保しました。
いま日本が独島に対する権利を主張するのは、帝国主義侵略戦争による占領地
の権利、ひいては過去の植民地領土権を主張するものです。これは韓国の完全な解
放と独立を否定する行為です。また過去に日本が起こした侵略戦争と虐殺、40年
間にわたる収奪と拷問、投獄、強制徴用、はなはだしくは慰安婦まで動員しその犯
罪の歴史に対する正当性を主張する行為です。われわれは決してこれを認めること
はできません。
わが国民にとって、独島は完全な主権回復の象徴です。靖国神社参拝、歴史教
科書問題、あわせて歴史に対する日本の認識、そして未来の韓日関係と東アジアの
平和に対する日本の意思を見極める試金石です。
日本が誤った歴史を美化し、それに基づいて権利を主張する限り、韓日間の友
好関係は決して成立しません。日本がこれらの問題に執着する限り、われわれは韓
日間の未来と東アジアの平和に関する日本のどのような修辞も信じることができま
せん。どのような経済的な利害関係も、文化的交流も、この壁を溶かすことはでき
ないでしょう。
韓日間にはまた排他的経済水域の境界が画定できずにいます。これは日本が独
島を自国領土と主張し、その上で独島基点にこだわっているためです。
東海海底地名問題は、排他的経済水域問題と関連しています。排他的水域の境
界が合意されていない中で、日本がわが海域の海底地名を不当に先占しており、こ
れを正そうとすることはわれわれの当然な権利です。
したがって、日本が東海海底地名問題に対する不当な主張を放棄しない限り、
排他的経済水域に関する問題も先延ばしできない問題になり、結局独島問題もこれ
以上静かな対応で管理できない問題になりました。
独島を紛争地域化しようとする日本の意図を懸念する見解もなくはないですが
、われわれにとって独島は単純に小さな島に対する領有権の問題ではなく、日本と
の関係において誤った歴史の清算と完全な主権確立を象徴する問題です。公開的に
堂々と対処していくべきです。
尊敬する国民のみなさん。
いま政府は独島問題に対する対応方針を全面再検討します。独島問題を日本の
歴史教科書わい曲、靖国神社参拝身問題と合わせ韓日両国の過去史清算と歴史認識
、自主独立の歴史と主権守護の次元から、正面から対応します。
物理的挑発には強力かつ断固として対応します。世界の世論と日本の国民に、
日本政府の不当な仕打ちを絶えず告発していきます。日本政府が誤りを正すときま
で、国家的力量と外交的資源をすべて動員し、持続的に努力していきます。
そのほかにも必要なことはすべてやります。どれだけ費用と犠牲が伴っても、
決してあきらめたり妥協できる問題ではないためです。
私はわれわれの歴史を冒とくし、韓国民の自尊心を傷つける日本政府の一連の
行為が、日本国民の普遍的な認識に基づいたものではないと期待を持っています。
韓日間の友好関係、ひいては東アジアの平和を脅かす行為が、決して正しい行為で
も日本にとって得になることでもないという事実を日本の国民もよく知っているた
めです。われわれが感情的対応を自制し、冷静に対応すべき理由もここにあります
。
日本の国民と指導者に求めます。
われわれはこれ以上、新たな謝罪を要求しません。すでに行った謝罪に合った
行動を要求するだけです。誤った歴史を美化したり正当化する行為で韓国の主権と
国民的自尊心を侮辱する行為を中止しろというものです。韓国に対する特別な待遇
を要求するのではなく、国際社会の普遍的価値と基準に合わせた行動を要求するも
のです。歴史の真実と人類社会の良心の前に、正直で謙虚になることを望むもので
す。
日本が隣国に対し、ひいては国際社会でこの基準で行動するとき、はじめて日
本は経済の大きさに見合った成熟した国、国際社会で主導的役割ができる国になる
でしょう。
国民のみなさん。
われわれは植民地支配のつらい歴史にもかかわらず、日本と善隣友好の歴史を
新たに描くために不断の努力を行いました。両国は民主主義と市場経済というこ共
通の志向の中で、互恵と平等、平和と繁栄という目標に向かい進展してきており、
大きな関係発展を成し遂げました。
いまや両国の共通の志向と目標を恒久的に続けていくためにさらに努力すべき
です。両国関係を越え、北東アジアの平和と反映、ひいては世界の平和と反映にと
もに力を合わせていくべきです。そのためには過去の正しい認識と清算、主権の相
互尊重という信頼が重要です。
日本は帝国主義侵略史の暗い郷愁から果敢に抜け出し立ち上がるべきです。2
1世紀の北東アジア平和と繁栄、世界平和に向けた日本の決断を期待します。 2
006年4月25日」
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