反対無視しカトリック司教任命 中国にバチカンが抗議
http://www.sankei.co.jp/news/060504/kok052.htm
ローマ法王庁は4日、中国政府公認の宗教団体「中国カトリック愛国会」が、法王の意向を無視する形で新司教を相次いで任命したことについて、法王が「深い遺憾」の意を表したとする声明を発表した。声明は、任命を「宗教の自由への重大な違反」と非難している。法王自らが強い調子で抗議するのは異例。バチカンでは、一時は間近とみられていた中国との外交関係回復が遠のいたと受け止められている。
愛国会は、ローマ・カトリック教会の陳日君枢機卿(香港教区)らの反対にもかかわらず、4月30日に雲南省昆明教区の新司教を任命。今月3日にも、安徽省蕪湖教区の新司教を任命した。
声明によると、ほかの神父らも任命式に出席するよう圧力をかけられたという。声明は「さらに司教が任命されるという情報」があるとし、同様の行為を繰り返さないよう警告している。
バチカンと中国の関係は1951年に断絶。バチカンは司教を任命できるのは法王のみとしているが、中国は法王による任命を内政干渉とし、対立している。(共同)
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