原告側の訴え棄却 韓国人戦没者の靖国合祀とりやめ訴訟
http://www.sankei.co.jp/news/060525/sha054.htm
国が戦没者名簿を提供したために、意思に反して靖国神社に合祀(ごうし)され、民族の誇りを傷つけられたなどとして、韓国人の旧日本軍人・軍属の遺族ら約400人が、国に合祀のとりやめや損害賠償などを求めた訴訟の判決が25日、東京地裁であり、中西茂裁判長は原告側の訴えを棄却した。
原告代理人によると、韓国人遺族が集団で合祀とりやめを求めた初めての訴訟で、司法判断が注目されていた。
戦没者を合祀するのは靖国神社だが、原告側は「国は靖国神社に戦没者名簿を提供していた。合祀は国と靖国神社が一体で行ってきた」と主張。合祀への国のかかわりが争点だった。
靖国神社によると、同神社に祭られている朝鮮半島出身者は約21000人いる。同神社は「合祀のとりやめを求める遺族がいることは認識しているが、信仰上、合祀の取り下げはあり得ない」としている。
原告はほかに、徴兵・徴用中やシベリア抑留中の労働の賃金支払いなども求めていた。
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