民主・松井参院議員が役職返上 給与肩代わり問題
http://www.sankei.co.jp/news/060627/sei091.htm
村上ファンド関連会社に秘書給与を肩代わりさせていた民主党の松井孝治参院議員は27日夕、国会近くの鳩山由紀夫幹事長の事務所を訪ね、党政調副会長など党や国会の役職返上を申し出て了承された。鳩山氏は会談で、松井氏に「初心に帰って頑張るように」と述べた。民主党は松井氏の自発的な役職辞退で、一定のけじめがついたと判断。議員辞職を求めない方針だが、厳しい処分ができなかった背景には、来年の参院選戦略と苦しい党内事情がある。
松井氏は平成13年の参院選京都選挙区(改選数2)で2位で当選したが、次点の共産党候補とわずか1万5000票差。辞職した場合、補欠選挙への対応は「まったく白紙」(党関係者)で、松井氏に配慮して公認候補擁立を見送れば「有権者への選択肢の提示を怠った」との批判を招きかねない。
また、村上ファンド前代表の村上世彰被告が複数の民主党議員に献金していたとの情報もある。民主党は"村上マネー"がどこまで党内に浸透しているのか完全に把握しておらず、松井氏と同様のケースが新たに発覚すれば、辞職の連鎖になりかねないとの警戒感もあったようだ。
ただ、役職辞退という「甘い処分」ですませたことで、村上ファンドに投資していた福井俊彦日銀総裁の責任を追及する勢いが鈍るのは間違いなさそうだ。
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