http://www.asahi.com/sports/column/TKY200610200245.html
シンザンという馬名は、橋元幸吉オーナーに頼まれた武田文吾調教師が、家族の意見を採り入れて決めたものだった。漢字をあてると「伸山」が正しい。メイショウサムソンの馬名もまた、松本好雄オーナーが知り合いの作家に依頼したものである。
シンボリルドルフのデビュー戦でコンビを組むのは、岡部幸雄騎手でなく柴田政人騎手だった可能性もあった。メイショウサムソンのデビュー戦も当初の予定では、石橋守騎手ではなく、福永祐一騎手が手綱を取るはずだった。
歴代の3冠馬と、菊花賞で史上7頭目の3冠制覇を狙う今年のメイショウサムソンの間には、こんな共通点がある。
現在、東京競馬場内のJRA競馬博物館で秋季特別展「栄冠は三度君に輝く――日本の歴代三冠馬展」(12月3日まで)が開催されている。
セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、そしてディープインパクトの3冠馬のほかクリフジ、メジロラモーヌ、スティルインラブら変則3冠馬や牝馬(ひんば)3冠馬ゆかりの品々が飾られている。意匠を凝らしたカップや血統証明書は「本物」だけが持つ迫力をもって迫ってくる。
過去の3冠馬にまつわる先のエピソードは特別展に合わせて作られたパンフレットに書いてある。知られざるエピソードが満載のパンフレットも貴重な資料だ。
有吉正徳 ありよし・まさのり 1957年1月生まれ、福岡県出身。1984年東京中日スポーツ入社、競馬を担当。92年朝日新聞社入社。東京本社運動部(現スポーツ部)、大阪本社スポーツ部で競馬、サッカー、アメリカンフットボールなどを取材。2002年10月から半年間、英国に留学。現在は東京本社スポーツ部に所属。
- http://seijiwatch.blog45.fc2.com/tb.php/444-81cfc94e
1件のトラックバック
コメントの投稿