http://www.asahi.com/politics/update/0127/004.html
久間防衛相は27日、長崎県諫早市内で講演し、日米両政府が合意している在日米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古崎への移設案について、「(公有水面の)埋め立てには(沖縄)県知事のハンコをもらわないとならない。知事の意見を聞き入れながらやっていかなければならないが、この辺が米国はよく分かっていない」と述べ、修正に難色を示す米国を批判した。
名護市は19日に政府との協議会で、日米政府案であるV字形滑走路案を沖合にずらす修正案を提示。沖縄県も尊重する構えを示している。久間氏の発言は、地元との再調整に取り組む構えを強調したものだが、「米との合意案は元々、地元の要望を受けて作ったもの」(防衛省幹部)とする防衛当局の姿勢とも食い違い、米との摩擦に発展する可能性も出てきた。
久間氏は「(地元と)すりあわせをしながら落としどころを探している」と日米合意案の修正に意欲をにじませつつ、「日本は地方分権になっている。(事務方を通じて)米国に『あまり偉そうなことを言ってくれるな。知事と一生懸命話しているから、もうちょっと待ってくれ。日本のことは日本に任せてくれ』と言っている」と語った。また、「米国は根回しというものが分からない。日本は根回しが一番大事だ」とも述べた。
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