http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070202-00000037-mai-soci
滋賀県長浜市で06年2月、幼稚園児2人が刺殺された事件で、殺人、銃刀法違反、公務執行妨害、傷害の罪に問われた鄭永善被告(35)=中国籍、日本名・谷口充恵=の初公判が2日、大津地裁(長井秀典裁判長)で始まった。鄭被告は「刺したのは刺したが、砂人形なので血も流れていないし声も出していない。人は殺していない」と述べ、殺人罪の起訴事実を否認した。弁護側は起訴事実全体を争うとともに、当時の被告が心神喪失か耗弱の状態だったとして無罪を主張する方針。
起訴状などによると、鄭被告は昨年2月17日午前9時ごろ、長浜市相撲町の農道に自ら運転する車を止め、後部座席にいた市立神照幼稚園児の武友若奈ちゃんと佐野迅君(ともに当時5歳)を包丁で刺し、殺害するなどした。鄭被告はグループ通園の送迎役で、車内には自分の長女もいた。
鄭被告は逮捕当初は容疑を認め、「自分の子どもがなじめないのは周りの子が悪い」などと動機を供述。「2人が天国で幸せになれるよう祈っています」などと謝罪の言葉も述べたとされる。
今後約8カ月間で十数回の公判を集中的に開き、その間に精神鑑定も行う。判決は10月16日に言い渡される予定。
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