http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/38593/
■すでに3週間…
野党が「女性は産む機械」発言をした柳沢伯夫厚生労働相の辞任、更迭を求める中、今度は与党が民主党の菅直人代表代行が出生率を「子供を産む生産性」と発言したことをとらえ、応戦し始めた。ただ、その菅氏の発言はすでに3週間以上も前のこともあり、永田町では「お互い、あまり言葉尻をとらえるのは…」との声も出始めている。
与党側が問題にし始めたのは、菅氏は1月18日の名古屋市内で行った演説。この中で菅氏は「愛知も東京も景気が良い、生産性が高いといわれるが、愛知も東京も1、2を争うほど、子供を産むという生産性が最も低い」と発言したという。
これに噛みついたのが自民党の中川秀直幹事長ら与党幹部。中川氏は自身のホームページで「人間の出産を生産性でとらえるこの感覚に、審議拒否した野党の皆さんの感想をお聞きしたい」と挑発。公明党の斉藤鉄夫政調会長も「柳沢氏の(『女性は産む機械』)発言は論外で猛省を促したいが、同じことを菅氏にも申し上げたい」と反撃を開始した。
菅氏は8日の記者会見で「東京など大都市は地方に比べて生産性が高いといわれるが、出生率の点では低い。(そういう)地域の差を申し上げた」と釈明したが、「私も自分がしゃべったことを言葉尻まで覚えていない」とも。
安倍晋三首相は同日夜、「あまり言葉尻をとらえて議論するよりも、少子化対策や政策について議論すべきだ」と“調停”に乗り出したが、言葉尻合戦にはもううんざりといったところか。
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