http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070317k0000m010135000c.html
阿南惟茂・前駐中国大使は16日、東京・内幸町の日本記者クラブで会見し、麻生太郎外相が提唱した外交政策「自由と繁栄の弧」構想について「賢明な外交だとは思わない」と批判した。同構想は東南アジアから中央アジア、旧東欧諸国にかけてのユーラシア大陸で民主化や市場経済の定着を支援するもので、地理的に中国を囲む形となる。
阿南氏は「日本は国連安全保障理事会の常任理事国になろうと思っているが、中国の了解なしには実現しない」と指摘。「心で思っても、あんなことを標ぼうすることに何の意味があるのか」と外相を痛烈に批判した。
阿南氏は01年1月から約5年半中国大使を務め、昨年5月に退官した。【大貫智子】
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